黒毛和牛・ホルスタイン　子牛の違い

私が牛肉を初めて食べたのは、中学生の頃、１９６０年ごろだった。カレーに入っていたのだが、牛乳の

味がした。乳牛のホルスタインだったのだろう。

アメリカのイリノイに行ってからは、ビーフステーキも時々食べた。まあ、美味かった。

ドイツのコッヘルアムゼエでは、骨付き肉を買ってきて、煮て食べた。ミュンヘンを去る前には、研究室で

すき焼きパーティもしたっけ。

ミュンヘンでは２種類の卵を売っていた。生食できるものと、割ると黄身がすぐ割れてしまうもの。

ミュンヘンの魚は気を付けた方がいい。腐った臭いのするものがある。冷凍のサバや水槽で泳いでいる

ニジマスなら安全だ。

編集部：現代農業、（2013.7）258　黒毛和牛とホルスタイン　子牛はどう違う？

ホルスタイン種では人工哺乳は前から行われていた。黒毛和牛でも人工哺乳をする繁殖農家が増えてきた。

生まれた時から大きさが全然違う

生時体重（平均）

黒毛　　　　　　黒毛　オス　３３ｋｇ　メス　３０ｋｇ

ホルスタイン　　　　　オス　４７ｋｇ　メス　４２ｋｇ

大人になると、メス成牛で

黒毛　　　　　　　　　４５０ｋｇ

ホルスタイン　　　　６５０ｋｇ

黒毛は生後３０日でグンと大きくなる

生時体重（メス）　　　　　　　　　　　　３０日齢体重

黒毛　　　　　　　３０ｋｇ　　　　　　　　　４８ｋｇ　　　　　　６０％アップ

ホルスタイン　　４２ｋｇ　　　　　　　　　５４ｋｇ　　　　　　３０％アップ

黒毛は哺乳期間が長い方がいい

黒毛は消化機能がホルスタインより未熟な状態で生まれてくる

黒毛の初生子牛は免疫能が未熟

未熟な免疫を補うため、黒毛の初乳はホルスタインより濃い

黒毛子牛は寒さに弱い

黒毛は種雄牛（血統）の影響を受けやすい

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