鯖　さば　サバ　魚図鑑　俳句・川柳


サバ	しめさば	関サバ	鯖　へしこ（糠漬）

３枚に下ろしてある塩サバを買ってきて、酢につけるのが、もっとも簡単な〆サバの作り方だろう。これをご飯の上にのせれば、バッテラ。サバのしょう油煮、みそ煮もいいね。

鯖　さば　サバ　鯖火　鯖釣　鯖舟　マサバ　ゴマサバ　（サバ科）（魚）　

復本：俳句の魚菜図鑑　（柏書房、2006）105

飯田龍太監修：旅の季寄せ　夏　（日本交通社、昭和61年）85

和名：　マサバ　ゴマサバ　（サバ科）

鯖の旬　即ち　これを食ひにけり　　　　　　　　　高浜虚子

鯖　提げて博多路　戻ることもあり　　　　　　　　竹下しづの女

子を背負ひ　鯖　三四十さばくらし　　　　　　　　中村汀女

鯖売りと　赫土　山を越えにけり　　　　　　　　　三好達治

父の忌や　沖の　鯖火を青しと見　　　　　　　　　鈴木真砂女

鯖の背に　沖の紺あり　流紋あり　　　　　　　　　香西照雄

鯖火　燃ゆ　青面童子寄るところ　　　　　　　　　宇佐美魚目

鯖釣や　夜雨のあとの　流れ汐　　　　　　　　　　飯田蛇笏

大灘の　鯖火みだれず　凪ぎわたる　　　　　　　　水原秋桜子

海中に　都ありとぞ　鯖火もゆ　　　　　　　　　　松本たかし

服部・山本：川柳おふくろの味（集英社、1996）

手を荒らし　骨抜き三昧　鯖の寿司　　　　　　　　　　　　　　梅原智子　　　　鯖＝サバ

鯖ずしの　あの味だけは　母のもの　　　　　　　　　　　　　　森田つぎ子　　　鯖寿司

新聞紙　鯖の味噌煮の　落とし蓋　　　　　　　　　　　　　　　岩崎生子　　　　鯖＝サバ　蓋＝ふた

こげ汁に　母が浸み込む　鯖みそ煮　　　　　　　　　　　　　中村雅也　　　　サバ　味噌煮

秋サバの味噌煮　恋しく　実家寄る　　　　　　　　　　　　　　伊藤裕之

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