いわし　イワシ　鰯　魚図鑑　俳句・川柳


マイワシ　販売		カタクチイワシ販売

鰯の食べ方にはいろいろある。刺身、ぬた、塩焼、天婦羅、フライ、・・・・

鰯の内臓が美味い。焼いて醤油をちょっとたらして・・・・　白っぽく、半透明の・・・・油がたくさん出る。これがまたいい。

いわし　イワシ　鰯　鰯船　鰯見　真鰯　秋鰯　鰯売　マイワシ　ウルメイワシ　カタクチイワシ（ニシン科）（魚）　

復本：俳句の魚菜図鑑　（柏書房、2006）164

飯田龍太監修：旅の季寄せ　秋　（日本交通公社、昭和61年）82

海中（ウミナカ）や　鰯　買ひに犬も来る　　　　　　　　一茶

大漁の　鰯　捨ふて戻りけり　　　　　　　　　　　　　　正岡子規

海荒れて　膳に上がるは　鰯かな　　　　　　　　　　　　高浜虚子

鰯　やく煙とおもへ　軒の煤　　　　　　　　　　　　　　室生犀星

鰯船　火の粉　散らして闇すすむ　　　　　　　　　　　　山口誓子

鰯　売る坂　逆光に照り出さる　　　　　　　　　　　　　角川源義

鰯　汲む夜は妻子も　脛ぬらす　　　　　　　　　　　　　佐藤鬼房

西日して　薄紫の　干鰯　　　　　　　　　　　　　　　　杉田久女

群ながら　泳ぎ続けて　先頭のわからぬままの　青き輝き　　　　　高橋みずほ

十家内（ジッカナイ）こぞって出（イデ）ぬ　鰯網　　　　正岡子規

鰯引き　見てゐる　われや影法師　　　　　　　　　　　　原石鼎

曳き声に　鴉　翔たせぬ　鰯網　　　　　　　　　　　　　石塚友二

右に佐渡　左に能登や　鰯汲む　　　　　　　　　　　　　伊藤柏翠

鰯ひく　親船　子船　夕やけぬ　　　　　　　　　　　　　石田波郷

鰯網　引く声のして　目覚めけり　　　　　　　　　　　　福田甲子雄

奥田白虎編：川柳歳時記（創元社、昭和58年）598, 752

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