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石狩鍋、三平汁、アラの方が美味い。よく煮れば骨もやわらかくなる。捨てるところがない。
イリノイ大学にいた時、日本食料品店のGINZAに時々行った。スモークサーモンはやはり高かった。
サーモンピンクという言葉があるが、サケは赤身の魚ではなく、白身の魚。サケがピンク色になるのは、エサのオキアミの色素アスタキサンチンのためだ。
札幌などでは、卵を取り去ったサケを安く売っている。体力を使い果たしているから、味は落ちる。ホッチャレと呼ばれることもある。こう言うサケは、塩を体表だけでなく、腹やえらにもたっぷり刷り込み、水抜きをする。(番屋鮭)
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)166
飯田龍太監修:旅の季寄せ 秋 (日本交通公社、昭和61年)85
初鮭は 慮外しらずに のぼりけり 言水
初鮭や 網代の霧の 時間より 支考
一番に はつ鮭 来り 馳走砂 一茶
北海の 鮭あり 厨(クリヤ)貧ならず 正岡子規
鮭のぼる 古瀬や霧の なほまどふ 水原秋桜子
みちのくの 鮭は醜し 吾もみちのく 山口青邨
黒染を脱ぐべき 上り 鮭となる 平畑静塔
骨の 鮭 鴉も ダケカンバも骨だ 金子兜太
鮭取りの 臀(シシムラ)濡れて 走りけり 沢木欣一
ほのぼのと はららご飯に 炊きこまれ 大野林火
鮞飯 濤(ナミ)音 いつか納りし 岸田稚魚
鮞に 眼鏡外して なさけなし 古館曹人
鮞を ぬかれし 鮭が口を開け 清崎敏郎
塵として掃かるる 腹子 鮭の秋 森田 峠
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)598, 752
鮭の 鼻 故郷を忘れたりしない 天野堯亘
鮭 帰る 哀しくもまた いとおしき 山本翠公
鮭 回帰 信じるものが まだ残る 奥田新吾
鮭 強し 母なる川を遡る 山添眉水
川上の しあわせ信じ 鮭遡る 臼倉寿天
粕汁の 味を助けた 鮭の色 田中南都
新巻の味 猫には 振舞わず 浜田義一
新巻を 提げた 女をふり返り 大山竹二
新巻の 歯がとがりくる 寒の入り 宮川蓮子
新巻の 目は北海の 恋しい目 長尾樟子
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)744、750
雪しんしん 三平汁が 舌にとけ 小松糸葉
ふつふつと 石狩鍋の ぬくさ恋う 実平澄江
鮭鍋で 千島桜を 待っている 中野いわお
仲畑貴志編:万能川柳名作濃縮版 上・下 (毎日新聞社、2000)
塩じゃけで ああ幸せと言う 小2 花咲婆
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