全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索
岡山出身の人が、実家からマスカットを送ってきたんだが、傷んでしまい、食べてもらうことができないと、ぼやいていたことがあった。これをもらってぶどう酒にしたら、美味いのができた。30年ほど前の話。
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)196
黒キマデニ 紫深キ 葡萄カナ 正岡子規
葡萄の 種 吐き出して事を決しけり 高浜虚子
葡萄 食ふ 一語一語の如くにて 中村草田男
秋を掌に のせしと云へる 葡萄かな 永井東門居
マスカット 母との刻の ゆるり過ぎ 野沢節子
朝刊を大きくひらき 葡萄 食ふ 石田波郷 ぶどう・ブドウ
斎藤夏風:俳句実作のための 草木花 春夏秋冬 (NHK出版、2008)
どことなく摘んで 葡萄の芽を減らす 廣瀬直人
訥訥と語り 葡萄の花を指す 廣瀬直人 とつとつと
青葡萄 密なり あたり暗きまで 相生垣瓜人
亀甲の粒 ぎっしりと 黒葡萄 川端茅舎 きっこう
ここに立つ 受難 キリスト 葡萄摘 山口青邨
葡萄小屋 ただよふごとく 棚紅葉 山口青邨 漂う如く
山風の 棚に残れる 枯葡萄 野沢道子
葡萄枯れ 七重にたたむ 山の襞 高田恭子 ひだ
葡萄若葉 青葡萄 黒葡萄
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)614
そうかそうかと 葡萄のたねを 吐く 篠原北斗
てのひらへ 丸い重みの マスカット 津川紫吻
ぶどう籠 もてば貧しさ 絵のごとし 西村梨里
とり過ぎた 悔いを支払う ぶどう狩り 中野三志郎
ぶどうの棚 ぬけて 電報よいことか 岩井三窓
二の腕に 露がころんだ 葡萄棚 米谷狂点子
大粒の 葡萄 手にあり娶らんか 大山竹二
マスカット 人を侮る 舌にのり 西川鯉千之
葡萄 あお ぶどう アオブドウ
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)440
青ぶどう 青々として 値が高し 椙元紋太
捨てきれぬ 自我をびっしり 青葡萄 和田哮
果物の俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。
http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
|
果物について、Googleサイト内検索をしてみましょう。
http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/
|