全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索

牡蠣 かき カキ 俳句・川柳 貝 図鑑

 

 

 

北九州 一粒かき(20072月初め)

三陸産岩牡蠣(販売中)

北九州牡蠣_12Feb2007

http://www.3bk.net/food/okirai01/images/kaki/iwagakizoom-300x200.jpghttp://www19.a8.net/0.gif?a8mat=10G2E5+EU1V6I+7AS+BWGDT

 

北九州の牡蠣はとにかく美味しかった。牛久の料理屋で酢牡蠣を食べた時は、全員が中った。私は、駅で戻してしまったので、次の日、何ともなかったが、そうでない連中は大変だった。

カキは、貝柱や足などの筋肉の部分が全体の10%しかなく、90%は内臓。このため、カキを嫌う人は結構いる。カキの内臓には、うま味の素のグルタミン酸が大量に含まれている。

(ハマグリは筋肉32%、内臓68%、ホタテは筋肉49%、内臓51%、これらは動きまわるために筋肉が発達した。)カキは岩に付着し、動かないため、筋肉は発達せず、内臓が大きくなった。

海のミルクとも呼ばれるカキは栄養価が高い。亜鉛や銅、鉄などのミネラルも豊富に含まれている。

 

牡蠣 かき 真牡蠣 板甫牡蠣 住江牡蠣 牡牡蠣 酢牡蠣 どて焼 牡蠣剥く 牡蠣打(貝) イタボガキ科 

復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006244

飯田龍太監修:旅の季寄せ 冬 (日本交通公社、昭和61年)54

牡蠣汁や 居続けしたる 二日酔         正岡子規

牡蠣 はかる水の寒さや 枡の中         高浜虚子

冷たさをもて 滑らかに 酢牡蠣かな       松根東洋城

呉線の 小さき町も 牡蠣の浦          富安風生

牡蠣むきの 殻投げおとす 音ばかり       中村汀女

広島や 市電に 牡蠣の桶持ちて         星野立子

だまり食ふ ひとりの夕餉 牡蠣をあまさず    加藤楸邨

牡蠣剥くや 洗ふや 巌の夕汐に         石塚友二

松島の 松の雫の 小粒牡蠣           細見綾子

牡蠣 食って漫才夫婦 相対す          安住 敦

 

生が一番。

 

神田忙人:朝日せんりゅう1250選 (朝日新聞社、1992

 

カキ 買えば 水も量られ ポリ袋        遠藤千阿紀

 

 

牡蠣船 かきぶね 牡蠣料理 牡蠣鍋

牡蠣飯の 釜画きたる 行灯かな         内藤鳴雪

牡蠣船の 薄暗くなり 船過ぐる          高浜虚子

牡蠣舟に 居て 大阪に来てゐたり        池内たけし

牡蠣鍋の 葱の切っ先 そろひけり        水原秋桜子

 

 

牡蠣 かき カキ 牡蠣船 かき船 かきぶね 

奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)837778,784

女たち 牡蠣打ちに 出る島の冬         三浦マリ子

かき船の 底に住みつく 冬の宿         奥田白虎

牡蠣船の 裏口暗く 殻を積み          喜田弘一

かきを割る 女の顔と 女店員          武田鉄史

牡蠣船で待てば どこかで 果て太鼓       松村柳珍堂

かき船を橋から見てる ふところ手        市川詩与一

牡蠣船の 障子があかず 冬の底         若柳潮花

冬を楽しめと かき船に 灯がともり       高木観市朗

 

牡蠣むく かきむく 牡蠣割り かきわり 牡蠣 かき カキ 

この土地で 辛抱をする 牡蠣を割り       高橋散二

牡蠣を 剥ぐ指に つれなく霙降る        太田竹路

黒ずんだ 包帯の指 牡蠣を割り         中村紫水

白粉は 寒き 牡蠣割る娘のうなじ        加賀破竹

 

牡蠣鍋の 葱の切つ先 そろひけり              水原秋桜子

 

 

 

魚介類の俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。

http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/

 

 

 

魚介類について、Googleサイト内検索をしてみましょう。

http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/

http://amiyacon.web.fc2.com/

 

 

 

さかな・魚・かい・貝 魚介類 海草の俳句・川柳 目次

 

牡蠣、酢ガキ などについて、Google検索をしてみましょう。