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猪と豚とを掛け合わせた“猪豚”というものがある。社員旅行で“猪豚”鍋が出たが、食べない人がほとんどだった。
癖があるわけではなかったが。
今年(2007)は猪年とか言うことで、方々で猪が暴れている。
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)266
ゐのししの 鍋のせ 炎 おさへつけ 阿波野青畝
大根が 一番うまい 牡丹鍋 右城暮石
猪 煮るや 二度ほど雪の来たる葱 細見綾子
山鯨 狸もろとも 吊られけり 石田波郷
冬扇の 旅にたまはる 猪の汁 角川源義
二三本 葱抜いて来し 牡丹鍋 廣瀬直人
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奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)586
走っても 猪へ三日月 つきまとい 岩崎蝉古
猪の 広い背中は 隙だらけ 米田鉱平
猪の 尻尾のあたり 頼りなし 大野耕夢
いのししの 鼻おかしくも 憎まれる 前田伍健
猪へ 砦をいそぐ いい実り 畑中大三
山よりも大きな 猪の出た 誤算 北村環
猪の 撃たれた可主 許せない 中村百合子
猪が 逃げて みんなが強くなり 久留島抱子
猪の 鼻へ吹き込む 向かい風 岡田紘一郎
足跡は 猪にする 雪の道 田中麦魚
温もってから 猪と 聞かされる 松本太門
雪の傘 猪の肉さげ やってくる 和田清峰
猪の肉 スキーの宿へ 売りに来る 大谷二郷
ぼたん鍋 貴様と俺が よみがえる 村上長鼓
追うた 猪 箸で迎える ぼたん鍋 高橋真澄
雪しんしん 申し分なき ぼたん鍋 谷本清風
牡丹鍋 つつき たくらみある如し 青木三碧
牡丹鍋 故郷は 山また山の村 羽藤淡水
牡丹鍋 帰りのバスは 雪となり 石井冬魚
丹波まで よう来なはった 牡丹鍋 金田一風
ぼたん鍋 庭に四五寸 ほしい雪 石井冬魚
猪鍋に 落人の里 更けてゆく 驫木蘇人
ぼたん鍋 このまま死んで なるものか 小川義広
人情が くつくつ煮える 牡丹鍋 春城年代
寒かろう 寒かろうとて ぼたん鍋 五郎丸去就
ぼたん鍋 色気をぬいて 動く箸 藤松一路
牡丹鍋 明日一日の 山の雪 村瀬微笑
鍋 俳句・川柳
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