わらび　ワラビ　蕨　山菜　図鑑　俳句・川柳

最近は、ワラビ採りもしてないな。箱根で採ったのが最後かな？1983年ごろ。札幌・石狩では、もっと前に採った。もう採れないだろう。

熱湯をかけて、一晩おくだけで、灰汁はとれる。

味噌汁、酢の物

わらび　ワラビ　蕨　蕨手　鉤蕨　煮蕨　蕨汁　早蕨　老蕨　（コバノイシカグマ科）（山菜）

復本：俳句の魚菜図鑑　（柏書房、2006）58

鎌倉の　見える山也　蕨とる　　　　　　　　　　　一茶

奥山の　おどろが下や　蕨取　　　　　　　　　　　正岡子規

早蕨を　誰（タ）が　もたらせし厨（クリヤ）かな　高浜虚子

道ばたに　早蕨売るや　御室道　　　　　　　　　　高野素十

俎に　ながるる水や　茹で蕨　　　　　　　　　　　橋本多佳子

月日過ぐ　蕨も長（タ）けしこと　思へば　　　　　山口誓子

蕨飯　たいてゐる間を　ごりの汁　　　　　　　　　星野立子

万葉の　早蕨摘みて　笊に干す　　　　　　　　　　平畑静塔

摘みためし　早蕨　ひらく大自在　　　　　　　　　中島斌雄

煮蕨や　妻がひろぐる　旅のもの　　　　　　　　　古館曹人

早蕨や　高嶺ならねど　山ばかり　　　　　　　　　橋本鶏二　　　　早蕨＝サワラビ　高嶺＝タカネ

祖母山の　ふところ　ひろし　蕨狩　　　　　　　　工藤辰雄

珍しや　紫塵の若醤　わらび汁　　　　　　　　　　　　　　　　　　　惟中　　　　　　若醤＝わかみそ

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