いかイカ烏賊　俳句・川柳　魚図鑑


スルメイカ	イカ　沖漬

イカは捨てるところがほとんどない。背骨・くちばし・吸盤くらいか、捨てるのは。腸の醤油漬けや塩漬けも美味いのに、捨てられてしまう。丸のまんま買ってこないと、内臓にありつけない。

イカ刺し、烏賊ソーメン、イカ天ぷら、いかフライ、竜田揚げ、烏賊の沖漬、烏賊の塩辛、するめ、松前漬け、烏賊めし、・・・・・いろんな食べ方ができる。

いか　イカ　烏賊　烏賊釣　烏賊釣火　烏賊釣舟　スルメイカ　（アカイカ科）　コウイカ　ツツイカ　スルメイカ　（魚介類）

復本：俳句の魚菜図鑑　（柏書房、2006）92

和名：　スルメイカ、コウイカ、ヤリイカ、アオリイカ、ホタルイカ　（種によって、科が違う）

天に海に　烏賊船の火　ともりそむ　　　　　　　　原石鼎

海上の　見知らぬ村は　烏賊火村　　　　　　　　　山口誓子

烏賊舟の　もどりて　暁（アケ）に鬩（セメ）ぎあふ　古舘曹人

干烏賊に　浜木綿（ハマユフ）　盛り過ぎにけり　　清崎俊郎

烏賊火　燃ゆ　対馬に古き月ひとつ　　　　　　　　岡部六弥太

海上に現じ　不夜城　烏賊釣火　　　　　　　　　　鷹羽狩行

駅弁を食ひたくなりぬ　秋の暮　　　　　　　　　　高浜年尾

刺身が一番。腸の醤油漬はなかなかいける。アニサキスが怖い。

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