山桃　やまもも　ヤマモモ（果物）　俳句・川柳　　


	山桃シロップ

山桃は傷みやすいので、市販されることはまずない。公園や学校の庭に植えてあることがある。知る人ぞ知る。好きな人は全部収穫していく。

山桃には少なくとも２品種あるようだ。実が、柔らかいタイプと、硬いタイプ。筑波大にあるヤマモモは柔らかいタイプだが、最近はあまり成らなくなったようだ。多くの公園に植えてあるヤマモモは硬いタイプ。

実を焼酎に漬け込んでも美味い。砂糖は入れないこと。

奥田白虎編：新版川柳歳時記（創元社、昭和58年）

楊梅　やまもも　ヤマモモ　山桃　（果物　くだもの）

山ももの日陰は　罪の香が　降りる　　　　　　　　木野由紀子

蛇の巣といわれ　山桃　よく熟れる　　　　　　　　富山祥壺

楊梅の香りに　ほれて　噛みしめる　　　　　　　　山北香陽

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