月見　つきみ　名月　めいげつ　俳句・川柳　　

月見　つきみ　月の宴　えん　月の宿　月見舟　

飯田龍太監修：旅の季寄せ　秋（日本交通公社、昭和61年）101

岩鼻や　ここにも一人　月の客　　　　　　　　向井去来

月見るや　山冷　到る　僧の前　　　　　　　　原　石鼎

月見るや　相見て　妻も　世に疎く　　　　　　山口草堂

月　天心　貧しき町を通りけり　　　　　　　　蕪村

名月をとってくれろと　泣く子かな　　　　　　一茶

四五人に　月　落ちかかる　おどりかな　　　　蕪村

名月や　池をめぐりて　夜もすがら　　　　　　芭蕉

明月や　今朝見た人に行き違い　　　　　　　　蕪村

こんなよい月を　一人で見て寝る　　　　　　　尾崎放哉　　　（自由律　俳句）

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