曼珠沙華　まんじゅしゃげ　花　俳句・川柳　　

曼珠沙華　まんじゅしゃげ　彼岸花　ひがんばな　ヒガンバナ　死人花　しびとばな　幽霊花　ゆうれいばな　天蓋花　てんがいばな　　

飯田龍太監修：旅の季寄せ　秋（日本交通公社、昭和61年）44

つきぬけて　天上の紺　曼珠沙華　　　　　　　山口誓子

曼珠沙華　抱くほど　とれど　母恋し　　　　　中村汀女

西国の畦　曼珠沙華　曼珠沙華　　　　　　　　森　澄雄

まんじゅしゃげ　昔　おいらん　泣きました　　渡辺白泉　　曼珠沙華・彼岸花

曼珠沙華　蕊のさきまで　意志通す　　　　　　鍵和田秞子　まんじゅしゃげ

西国の畦　曼珠沙華　曼珠沙華　　　　　　　　森澄雄　　まんじゅしゃげ　彼岸花

向うでも　綺麗でゐなよ　秋彼岸　　　　　　　加藤郁乎

われの名に　奈落の　奈の字　曼珠沙華　　　　辻美奈子　　　まんじゅしゃげ・彼岸花

曼珠沙華　不思議は　茎の　みどりかな　　　　長谷川双魚　　まんじゅしゃげ・彼岸花

彼岸花　此岸の闇に　点りをり　　　　　　　　日下部潦太　　此岸＝しがん

歩きつづける　彼岸花　咲きつづける　　　　　種田山頭火

三歳の　記憶の全て　曼珠沙華　　　　　　　　川島靖子　読売2011.11,10

曼珠沙華　一本だけの　曼珠沙華　　　　　　　藤巻治郎　読売2011．10.24

曼珠沙華　全き空と　巡り合ふ　　　　　　　　長芳男　読売2011．10.24

彼岸花　イヌサフランと　咲き競う

花の歳時記　9月20日　彼岸花　ひがんばな　　　　

高橋:遺伝、34-1（1980）78　“ヒガンバナの生態とその利用”（食用としての利用についても記載）

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