全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索
飯田龍太監修:旅の季寄せ 秋(日本交通公社、昭和61年)60
恐らくは 降れば 雪なる 七竈 石 昌子
湿原に 神の焚く火か ななかまど 堀口星眠
ななかまど 夕日より 道走りだす 永田耕一郎
北海道にはナナカマドが多い。しかし、思い出すのは1976年だったか、フランスのリヨンだ。金属微粒子の国際会議を開催するが、発表するかと、クロード・ベルナール大学から案内が来て、発表すると返事を出した。当時、私は大学院生。女子高の非常勤講師をして、月2万円の生活をしていた。
大学の教官なら、給料もあるし、文部省なんかからも旅費が出る。大学院の学生だと、教官よりも論文を書いても、生活は保障されない。それどころか、お前を自動車で轢いても、補償金はゼロだとか、お前と違って俺には可愛い女房子供がいるんだとか言う連中までいた。そこまで馬鹿にされているのが大学院生だ。
何とか金を集めて、リヨンまで行って、発表してきた。昼食にはワインがつく。いいね。金属理論の大家のフリーデル先生と少し話をしたのだが、道路に生えていたのがナナカマド。日本ではこの実を果実酒にする話など・・・
次の年にドクターとって、イリノイ大学の物理に行った。イリノイ大では舞茸、木瓜の実、韮はあったが、ナナカマドには気付かなかった。
季節の単語の俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。
http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
|
全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索