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栗の苗木なら |
くり |
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飯田龍太監修:旅の季寄せ 秋(日本交通公社、昭和61年)77
栗拾ひ ねんねんころり 云ひながら 小林一茶
栗打つや 近隣の 窓 歪たり 飯田龍太
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)206
雑談の間に 栗の焼けるべく 正岡子規
栗 剥げと出されし 庖丁 大きけれ 高浜虚子
栗 一粒 秋 三界を蔵しけり 寺田寅彦
初栗に 山上の香も すこしほど 飯田蛇笏
待つことは長し 栗の実 落つることも 山口青邨
別れ来て 栗焼く顔を ほてらする 西東三鬼
栗 煮えて 妻の愉しさ 身にひびき 加藤楸邨 愉しさ=たのしさ
知らぬ子と あうて はなれて 栗拾ふ 藤後左右
栗を剥き 独りの 刻を養へり 野沢節子 刻=とき
栗売の声が 夜となる 飛騨盆地 成瀬桜桃子
斎藤夏風:俳句実作のための 草木花 春夏秋冬 (NHK出版、2008)
いろいろな角 出来てゆく 栗をむく 深見けん二
栗を剥くときの無口に 身のぬくむ 野澤節子
栗の花 紙縒の如し 雨雫 杉田久女 紙縒=こより 雫=しずく
花栗に よりしばかりに 香にまみる 橋本多佳子 塗れる
青栗の ぱちりぱちりと 丹後かな 斎藤夏風
小さなる栗 なつかしき 山家かな 村上鬼城
落栗や なにかと言へば すぐ 木魂 芝不器男 木魂=こだま
切株の上 いが栗の 二つ三つ 高野素十 毬栗=いがぐり
みなし栗 ふめば こころに 古俳諧 富安風生 虚栗
何の木の もとともあらず 栗拾ふ 高浜虚子
栗の芽 栗若葉 栗の花 青毬・あおいが 青栗
栗 毬栗・いがぐり 落栗 出落栗(自然に毬が裂け、地上に落ちた栗)
柴栗 丹波栗 山栗
みなし栗(実のない栗) 虚栗(みなしぐり)
栗拾 栗名月 栗林 栗山 栗畑
茹栗・ゆでぐり 栗羊羹 栗きんとん 栗飯 マロン・グラッセ 焼栗
奥田白虎編:川柳歳時記(創元社、昭和58年)615
栗の実の 落ちる音にも 動く秋 松本益恵
古き よき頃に戻れる 栗 拾う 津川紫吻
焼き栗屋 どれも大事に 裏返し 安田蝶の助
しばらくは 手に取り上げて 栗の艶 田中麦魚
栗売りの 籠に あふれている 童話 栗原文絵
秋告げて 毬栗 一つ ころげ落つ 今任大渓 いがぐり
甘んじて 譏りは受ける 栗の いが 柏原幻四郎 譏=そしる
くに境 栗は 丹波か 能勢へ 落ち 山添眉水 国境
秋風に 色づく 栗が 笑いだす 多久和雪子
火の栗の 自嘲は はぜる音 一つ 白川夜船
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)207
栗飯や 根来法師の 五器折敷 蕪村 根来=ねごろ 五器折敷=ごきおしき
栗飯の 給仕して居る 娘哉 正岡子規
栗飯に よんでもらひし 月夜かな 嶋田青峰
栗飯の まったき栗に めぐりあふ 日野草城
栗飯にする栗 剥いてをりしかな 安住敦
栗飯を 子が食ひ散らす 散らさせよ 石川桂郎
炊きたての栗めし 母の香にむせぶ 上村占魚
栗飯に 間に合はざりし 栗 一つ 矢島渚男
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http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
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