とんぶり　ホウキグサ　料理　俳句・川柳　　

飯田龍太監修：旅の季寄せ　秋（日本交通公社、昭和61年）79

とんぶり　ホウキグサ　

とんぶりを　食ふ山旅の　コップ酒　　　　　　　　皆川盤水

かきまぜて　とんぶり飛ばす　朝餉かな　　　　　　雪田初代

大学院のときホウキグサを植えていて、その実が“とんぶり”になることを知ったある日、“キャビア”を食わせると、若い大学院生と酒を飲んだことがある。研究はしなかったが、酒飲みとこんなことだけは確実に実行していた。

推薦状には“酒ばかり飲んでいて、研究しない”と、書かれていたらしい。副論文は９報だったけど。

鰯のつみれに　とんぶりを入れるのも　乙なもんだ。

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