酢橘　すだち　スダチ　料理　俳句・川柳　　

酢橘　すだち　スダチ　酸橘　木酢　きず　

飯田龍太監修：旅の季寄せ　秋（日本交通公社、昭和61年）81

包丁の　まへに　玉置く　酢橘かな　　　　　　　　　百合山羽公

夕風や　箸のはじめの　酸橘の香　　　　　　　　　　服部嵐翠

捥ぎたての　青き　すだちや　掌に三つ　　　　　　　森　龍子

奥田白虎編：川柳歳時記（創元社、昭和58年）617

すだちの香　女　ひとりの夜を満たす　　　　　　　　山路政子　　　　酢橘　スダチ

真っ青な　酢橘に　妻の望郷よ　　　　　　　　　　　平井青踏

初すだち　包丁の柄も　軽く持ち　　　　　　　　　　本条真子

酢橘の香　早ばや　秋が　飛んで来る　　　　　　　　藤田セツコ

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