菜の花・なのはな・ナノハナ　野菜　俳句・川柳　　

菜の花　なのはな　ナノハナ　花菜　菜種の花　なたね　

飯田龍太監修：旅の季寄せ　春（日本交通公社、昭和61年）41

菜の花や　月は東に　日は西に　　　　　　　　　　与謝蕪村

菜の花の　遥かに　黄なり　筑後川　　　　　　　　夏目漱石

家々や　菜の花　いろの　灯をともし　　　　　　　木下夕爾

斎藤夏風：俳句実作のための　草木花　春夏秋冬　（NHK出版、2008）

菜の花や　月は東に　日は西に　　　　　　　　　　蕪村

菜の花の　暮れて　なほある　水明り　　　　　　　長谷川素逝

菜の花に　汐さし上る　小川かな　　　　　　　　　河東碧梧桐　　汐＝しお

寝足りたる　旅の朝の　花菜漬　　　　　　　　　　稲畑汀子　　　朝＝あした

咳こもごも　流転身一つ　菜種梅雨　　　　　　　　目迫秩父　めさくちちぶ

白鷺の　飛びちがへるに　菜種刈る　　　　　　　　木村蕪城　ぶじょう

菜殻火に　刻々消ゆる　高嶺かな　　　　　　　　　野見山朱鳥　あすか

うしろから　山風来るや　菜種蒔く　　　　　　　　岡本癖三酔　へきさんすい

日が遊び　雀が遊び　冬菜畑　　　　　　　　　　　青柳志解樹　しげき

菜種の花　油菜　菜の花　

菜飯　花菜漬　

菜種梅雨　菜種刈り　菜種干す　菜種打つ　菜種揉み　菜種殻　菜殻　菜殻焼く　菜殻焚く　菜殻火　

菜種蒔く　冬菜畑

冬菜：　白菜　油菜　小松菜　唐菜　杓子菜・しゃくしな

菜洗ふ　菜屑　冬菜飯　冬菜売

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