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飯田龍太監修:旅の季寄せ 春(日本交通公社、昭和61年)43
観音の 大悲の 桜 咲きにけり 正岡子規
ゆさゆさと 大枝 ゆるる 桜かな 村上鬼城
夕桜 あの家この家に 琴 鳴りて 中村草田男
命 二ツの中に生たる 櫻哉 芭蕉
川に沿ふ 花の一里を上りけり 小島麦人
人体冷えて 東北 白い花盛り 金子兜太
斎藤夏風:俳句実作のための 草木花 春夏秋冬 (NHK出版、2008)
桜の品種: 山桜 大山桜 霞桜 大島桜 里桜 江戸彼岸 染井吉野
豆桜 丁子桜・ちょうじさくら 深山桜 寒緋桜・かんひざくら
寒桜
ゆるびつつ 花の蕾の 口結び 清崎敏郎
咲かむとす 桜に 堂を押しひらく 水原秋櫻子
初花の まだ朝日子に 紛るるほど 大野林火 朝日子=朝日
咲き満ちて こぼるる花も なかりけり 高浜虚子
かをかをと 鴉が鳴くよ 朝ざくら 富安風生 からす
生き生きとして だんだんに 夕桜 後藤比奈夫
夜桜や 篝の煙は ほそぼそと 高野素十 篝=かがり
城を出し 落花一片 いまもとぶ 山口誓子
花ちるや 瑞々しきは 出羽の国 石田波郷
行く人に とどまる人に 花吹雪 富安風生
おそざくら ちる しづけさの 家を守る 勝又一透 いっとう 遅桜 散る 静けさの
騒然として 松風に 桜蘂 廣瀬直人 蘂=しべ=蕊
花の蘂 掃きては 小石 掃きもどす 平井さち子 小石=さざれ
葉桜の中の無数の空 さわぐ 篠原 梵 ぼん
葉桜の影 ひろがり来 深まり来 星野立子
葉桜や 歩くに馴れて 震災後 山田弘子 阪神淡路大震災
実桜の 影さす 皿の 窯をいづ 水原秋櫻子
桜の実 赤し 黒しと ふふみたる 細見綾子 ふふみ=含み
桜紅葉 しばらく照りて 海 暮れぬ 角川源義 げんよし
なほ残る 桜紅葉は 血のいろに 原 裕 ゆたか
礎石うづむ 桜落葉や 真紅 山口製邨 真紅=まくれない 宮城県多賀城址で詠まれた
さくら枯れ 夕星 かかること早し 岸風三楼
艶 すこしありて 冬木の桜かな 青柳志解樹 しげき つや
月光の玉 くだけちる 冬ざくら 石原八束 やつか
寒桜にも 花の翳 ありにけり 清崎敏郎 翳=かげ
桜の蕾 初花 花盛り
朝桜 夕桜 夜桜
初花 初桜 花一分 花二分 花三分
花篝・はなかがり
遅桜 残花 名残の花 桜蕊降る・さくらしべふる
葉桜 桜の実 実桜
桜紅葉 桜落葉
冬木の桜 枯桜 冬桜 寒桜
夏石番矢:現代 俳句 キーワード 辞典 (立風書房、1990)
ちる さくら 海 あをければ 海へちる 高屋窓秋
海鳴りの はげしき夜を さくら咲き 山口誓子
空 鬱々 さくらは白く走るかな 赤尾兜子
散りながら 猫をころがす さくらかな 阿部青鞋
風を聴く さくらは おどろなる木なり 大木あまり
安全弁的 一撃ヲ 左近ノ桜ヨ 冀ヘ 夏石番矢 冀う=こいねがう
はればれと わたしを ころす 桜かな 四ツ谷龍
円山公園のシダレザクラ(京都) 三春の滝ザクラ(福島) 六義園のシダレザクラ(東京)
仏隆寺の千年ザクラ(奈良) 根尾谷の淡墨ザクラ(岐阜) 盛岡の石割ザクラ(岩手)
常照寺の九重ザクラ(京都) 久遠寺のシダレザクラ(山梨)瑞巌寺のシダレザクラ(宮城)
日光の今剛ザクラ(栃木)
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