食の歳時記　蒟蒻　こんにゃく　コンニャク　野菜図鑑

昔はどこの農家でも少しは植えていたらしい。果樹の下に植えている方もいるようだ。埼玉県越生町の梅祭の時には、蒟蒻芋も販売される？（展示だけか？）

何度か植えたことがあるが、手入れが悪く失敗ばかり。

埼玉県の生越梅園に行く途中に、酒屋がある。そこでは、竹酒を売っていた。竹酒を創めたのは、北海道帝国大学出身の創業者だとか・・・２０年以上前の話だ、生越に行ったのは。

１１月８日　蒟蒻　こんにゃく　コンニャク　（野菜　料理　加工品）

食の歳時記三六五日（毎日新聞社、1996）より

三日月に　蒟蒻玉を　掘る光　　　　　　　　　　萩原麦草

山干しの　蒟蒻に来る　山の影　　　　　　　　　野崎ゆり香

復本：俳句の魚菜図鑑　（柏書房、2006）68

蒟蒻の　さしみも少し　梅の花　　　　　　　　　芭蕉

蒟蒻も　舌も　此夜を　凍りけり　　　　　　　　正岡子規　　　　此夜＝このよ

蒟蒻掘る夫婦に　吉野山　幾重　　　　　　　　　橋本多佳子

山々に照る日を貰ひ　こんにゃく干す　　　　　　大野林火

日におけば　こんにゃく　いもも　日影かな　　　橋本鶏二

蒟蒻を掘り散らしたる　遠嶺かな　　　　　　　　古舘曹人

ｐ５７　ヤマイモ　山芋　自然薯　イチョウいも　つくね芋　コンニャク

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