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食の歳時記三六五日(毎日新聞社、1996)より
ところてん 煙のごとく 沈みをり 日野草城
ところ天 掬う 手指をおよがせて 中村千絵
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)159
心太 さかしまに 銀河 三千尺 蕪村
軒下の 拵へ 瀧や 心太 一茶 拵へ=こしらえ
山風や 桶浅く 心太 動く 正岡子規
先づ食うて 先づ去る僧や 心太 高浜虚子
ところてん 煙のごとく 沈みをり 日野草城
辛子黄に 梅雨上りけり 心太 永井東門居
箸にかけて 月光 荒き ところてん 加藤知世子
高波の 夜目にも見ゆる 心太 川崎展宏
ところてん 放たば 泳ぐかのように 西島○丸
心太 押されて悔いぬ 姿なり 奥田白虎
巡礼の どやどやと来て ところてん 安武九馬
お茶受けの 心太あり 楠枇庵 阪井九紫
ところてん 憎まれ口を 聞いている 森中恵美子
滝の茶屋 冷しきったる ところてん 野崎夢枕
笑われて 用を足してる ところてん 奥田雪緒
海鳴りを やや遠く聞く ところてん 大森不及
ところてん 生きているのか 喉ではね 近藤剣志郎
お前には お前の値打ち ところてん 岸本水府
ところてん ひょろり 五円に 御座候 北垣咲也 ござそうろう
まあ食ってみよと 言われた ところてん 太田亀甲
復本:俳句の魚菜図鑑 (柏書房、2006)158
てん草をふんで てん草 かつぎ来る 高浜虚子
天草採 眼鏡の顔の大いなる 鈴鹿野風呂
青潮に 石花菜の花は深けれど 山口誓子 石花菜=てんぐさ
天草の匂へる闇の 終列車 加藤楸邨
頬かむり揺れ 天草採りの 桶眼鏡 古沢太穂
天草舟 海女の濡れ身に 男侍す 野沢節子
いとけなく 天草採りの海女といふ 清崎敏郎
魚、果物や野菜、花などは、俳句・川柳に数多く詠まれている。Googleサイト内検索してみよう。
http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
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魚、野菜、果物、キノコについて、Googleサイト内検索をしてみましょう。
http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/
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