全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索
奥田白虎編:新版川柳歳時記(創元社、昭和58年)
神代 今かもし歌わん 今年酒 吉川雉子郎
豊作で威勢 新酒の 仕込み唄 藤本俊雄
行きずりの身の上と 酌む にごり酒 立石弦月
にごり酒 わが生活は 闇の中 住田英比呂
どぶろくは 五郎八 茶碗で 飲むべかりけり 横田勇人
にごり酒 飲んで地獄の 岐路に立つ 竹森雀舎
恥多き 世をかなしみの にごり酒 近江砂人
山菜に 一人うまい にごり酒 山本如是観
ふるさとの 土産大事と にごり酒 田中松枝
樽酒の しぶき浴びたる 良夜かな 新島里子
冷や酒を あふって情に 疎くなる 山本翠公
妻として 言い分はあり 冷凍酒 池田可宵
冷や酒を 飲むのも 家庭 砂漠かも 山田正業
道なき道 登り分けあう ワンカップ 松永渓路朗
山藤章二:ぼけせん川柳 喜怒哀ら句(講談社、2009)
酒やめたならば なぜ持つ そのコップ 樋口恵美
飲めるうちゃ 元気の証拠と もう一杯 樹久田明輝
好きな酒 飲めなくなっても 死なぬ人 水野幸治
山藤章二:ぼけせん川柳 喜怒哀ら句(講談社、2009)
馬鹿なことするより 朝寝 朝の酒 島田順一
ニュース見て 馬鹿ばっかりと ひとり酒 平手利松
寝酒飲む これが 幸せと思い込む 市川賢
コップ酒 月の光の差しにけり 小澤實 俳句2011.10 p29
どぶろくの返盃 襟に拭きにけり 小原啄葉 俳句2011.10 p157
泡盛や 恋の唄なら おぼえませう 森永一正 俳句2011.10 p263
今日よりは 遺影の父と 冷し酒 釣豊二 俳句2011.10 p267
父の日の リボン付けたる 大吟醸 高泉武悦 俳句2011.10 p274
冷し酒 男 頷くばかりなり 小山京子 俳句2011.10 p277
民宿に 波郷読本 冷し酒 岡田武夫 俳句2011.10 p279
戦時下のかくれ新酒や 伯父の蔵 金久美智子 俳句 2011.11 p61
瓶の口 大きくゆらし 新酒くむ 岡田文乃 俳句 3011.11 p63
冷し酒 ひたすら妻を褒めにけり 塩谷一雄 2011.11 p287
冷し酒 栓切る音も 肴かな 辻本義信 2011.11 p297
嶽神に供ふる地酒 山眠る 堀瞳子 2011.12 グラビア
大漁旗掲げ 酌み合ふ 秋祭り 大串章 2011.12 p29
猿酒や 夫にすすめてみはしたが 鳴門奈菜 2012.12 p41
一年に一年生きて 新酒酌む 高橋悦男 2011.12 p65
熱燗や 男の膝に女の手 藤田湘子 2011.12 p93
火を愛し 酒を愛して 窯始 木暮陶句郎 2011.12 p139
鶏頭や 酒肆に備えの 広辞苑 小澤實 2011.12 p194 酒肆=しゅし=酒屋
一合の酒 提げて出る 夕涼み 佐藤かおる 2011.12 p252
もうひとり 無口な男 濁り酒 物江里人 2011.12 p260
蝉の死の 静かな午後を 白ワイン 須沢茂光 2011.12 p270
携帯電話 ビールジョッキに落とすとは 小澤實 2011.12 p193
符丁めく 居酒屋ことば 秋ともし 近藤 2012.12 p263
煮魚の大きな頬や 温め酒 高橋佑吉 2011.12 p263
免許証 返せし夫や 冷し酒 はやし碧 2011.12 p267
有難し 新酒の夫の気力かな 宍戸和子 2011.12 p267
妻と酌む 限界集落の良夜 黒澤正行 2011.12 p269
政論ずる酒の 良夜かな 池田宏 2011.12 p269 政=まつりごと
初秋刀魚 父と飲みたき日なりけり 宮田よりを 2011.12 p269
もうひとり無口な男 濁り酒 物江里人 2011.12 p271
シャンパンの泡の霧笛に 揺れ止まず 佐藤昭二 2011.12 p271
南山を見ることもなし 菊の酒 小杉昭 2011.12 p271
新酒酌む ちびりちびりが 小半合に 都築彦造 2012.1 p269 小半合=こなから
鮎落ちて 地酒が美味くなりにけり 林たかし 2012.1 p269
どちらかと言へば 両党 新酒酌む 上川畑裕文 2012.1 p269
晩酌は一合までと 鉦叩 武蔵主明 2012.1 p269 鉦叩=かねたたき
長寿酒とさし出されたる 蝮酒 赤座閑山 2012.1 p269
新酒酌むための ネクタイ外しけり 岡田武夫 2012.1 p271
一年に一年生きて 新酒酌む 高橋悦男 2012.2 p199
嫁がせて 今よりふたり 温め酒 除門喜柊 2012.2 p251
顎撫でて 酔ひたる父や 初時雨 廣鹿一平 2012.2 p251
布被 酒の銘柄変へてみる 土井小夜子 2012.2 p251
温め酒 唄ふことなき 父なりし 中村榮一 2012.2 p253
仙人の鼻 てらてらと ましら酒 國分貴博 2012.2 p253 ましら酒=猿酒
それぞれの好み 墓前の今年酒 斎藤美代子 2012.2 p257
磨り減りし 大脳のため 超熱燗 清水佳代子 2012.2 p259
ちちははの遺影浄めて ぬくめ酒 今牧俊治 2012.2 p259
母さんは父さんが好き 玉子酒 里村直 2012.2 p263
フルーティーなどと云はれて 新走 越智伸郎 2012.2 p263
どぶろくや 戦中戦後を生きしこと 庭野純一 2012.2 p263
甕底の どぶろくもろみ 呟きぬ 小山尚宏 2012.2 p265
酒飲んで 梅雨の晴れ間をたのしめり 長谷川泰彦 2012.2 p269
丹波の谷の ましら酒とは言へど 新村もとを 2012.2 p269
一合の酒に 猪鍋煮え来る 関森勝夫 2012.3 p70
酒なしの 干章魚つまむ 寒の入り 小林篤子 2012.3 p72
酒造り守る老舗や 冬紅葉 幸枝 2012.3 p261
熱燗や 真の怒りは無言なる 高橋征治 2012.3 p281
熱燗や 見舞いなること 忘れをり 松村登美子 2012.3 p283
熱燗に うやむやとなる 旅プラン 東洸陽 2012.3 p285
根深汁 酔へぬ齢となりにけり 荻野ひとみ 2012.3 p285
熱燗の肴となりし 上司かな 横山瑞枝 2012.3 p285
猿酒を飲んで 猟師は木に登る 除門喜柊 2012.3 p287
手土産の 新酒名だけは知っている 大瀬俄風 2012.3 p288
すさまじや 友の遺せる 猪口の艶 高橋征治 2012.3 p289
渋柿の渋抜く酒に 酔ひにけり 北須賀トシ子 2012.3 p297
七番日記読みつつ 寝酒効いてきし 大向稔 2012.3 p297
数え日や 酒道場の 破門状 田代右三 2012.3 p297
大名に酒の友あり 年忘れ 大祇 2012.4 p125
長松を酔はせてありぬ 霰酒 大石悦子 同上
古酒酌むに 翡色青磁を 盗まんか 西村和子 2012.4 p236
壺の秋 いづれの世より 盗まれし 同上
討入りの日の 濁声が 酒肆に満つ 鈴木鷹夫 2012.4 p237 濁声=だみごえ 酒肆=しゅし
熱燗や 父の知らない 齢を生く 山之内喜七 2012.4 p267
熱燗に またも第二芸術論 足立てるお 同上
悴みて 口をもてゆく コップ酒 藤生昇三 p269 悴む=かじかむ
ワンカップ 地蔵に供え 山眠る 芹澤徳光 p269
おでん酒 年金談義 盛りあがる 田中正彰 p271
女にも二枚舌あり おでん酒 佐藤未知恵 p271
美酒買うて 卒寿の父を待つ 晦日 山田佳代子 p273
熱燗や 錦小路の 早仕舞 中村邦雄 p273
なにもかも 梟の所為にして酔ふ 福井英敏 p275
二軒目は バーボンと決め 冬の月 梶等太郎 p275
鰭酒や 話いささか 尾鰭つけ 永野昌人 p277
熱燗や 膝に零せる 鯛の骨 三浦葵水 p277 零す=こぼす
熱燗や 本音へ嘘をたっぷりと 田端静代 p281
熱燗の 亭主関白にもなれず 永吉實治 p283
熱燗に よろこんでゐる 咽喉仏 三宅清平 p283
秋風や 酒肆に詩うたふ 漁者 樵者 蕪村 p124
酒の俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。
http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
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酒について、Googleサイト内検索をしてみましょう。
http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/
http://www.geocities.jp/amiyacon/
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