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酒 ビール ワイン ウイスキー 川柳
昔ある大学の教授をなさっていた家の庭師らしきことをやったことがある。この方は、酒が好きで、日本酒を飲んでいて、喉が渇いたらビールを飲むんだとおっしゃっていた。この方はスキーも上手で、80を過ぎた今でもやっているよと、数年前の電話だった。
私の所には、1976年だったかフランスのリヨンで国際学会があったときに、親父に買ってきたコニャックがまだある。私と一緒に飲みたかったからか、一人では飲まなかったようだ。親不孝して心配かければ親も安心できず、長生きするだろうと考えたが、結構早く亡くなった。
サントリーの山崎。一度だけ飲ませていただいたが、確かに美味い。
酒 ワイン ビール 晩酌
仲畑貴志編：万能川柳デラックス１０００ （毎日新聞社、2005）
両隣 去られて寂し 酒の席 イチゴ大福
ワイン 好き 説明 好きと 言うべきか 杜子郎
自腹なら あんな人とは 飲まないね 繁本千秋
知らぬ間に しょうゆに 化けた ビール券 葛飾魚山人
尾藤三柳選著：男と女の辛口川柳 （同文書院、1995）
酒 タバコ 止めても 女房 愚痴を言う 良茶
晩酌で酔えぬ男が 寄る 屋台 正俊
良妻と 良夜の 酒を 酌み交し ハツ子
老妻がＫ点 しるす コップ酒 民夫
晩酌量 妻が裁いてくれる 酒 和友
上役の愚かさ 覗き 酔わす酒 没法子
憂さ晴らす 酒 嫌なこと 思い出し 美津子
父の日は酒 パパの日はビール 飲む 義夫
ニッコリと泣かす台詞に 酔わされる 一進
珍しや 夕餉に 父の顔がある 正一
ワンカップ 父 一日を締めくくり 昭吾
弛んでたネジ 締め直す 妻の酌 白峰
次の世も 夫婦になろう 妻の酌 清
晩酌に 毎日通う 販売機 サラ川２
団欒へ 手酌の位置が 決まらない 平四朗 団欒＝だんらん
忘年会 平気 平気と 女 飲み しげる
ミニ缶ビール 女 独りの 一気呑み さわ子
父の日は酒 パパの日はビール 飲む 義夫
亀鳴くや 禁酒の誓ひ 触れず置く 禰宜田潤市
酒 ビール ワイン
山藤・尾藤・第一生命：平成サラリーマン川柳傑作選 八つ当り （講談社、1998）
百薬の長の 目もりの むつかしさ アル中
晩酌に 毎日通う 販売機 五十路
酔うと出る 俺が出世をしない 理由 二級酒党
酔っ払い 私も立派な ジベタリアン 野江内代
酔う度に 親子の縁を切る オヤジ ワンマンオヤジ
検診の ３日前から 禁酒する つと無
冷蔵庫 ビール一本 妻の分 キムタク
生ビール 明日の活力 水のあわ プハー
晩酌を ワインに変えた Vゴール ボジョレ・マーボー
酔った虎 朝は子猫で 檻の中 警察署で目覚めた男
大トラも 一夜明ければ タダのネコ お酒好きなネコ
面接で 禁酒禁煙 誓うギャル サイレント サービス
ストレスを 飛ばすつもりが 二日酔 飲んだくれ
深酒は 金も出るけど 糖も出る 成人病男（ヤミオ）
おとそより おそとで飲みたい お正月 ぼなんざ
うまいよと 誉めると いつも同じもの 肉じゃが
酔い醒めぬ うちに行くから 美味い店 みのむし
忘年会 司会頼まれ 飯くえず あがり症
左遷地の地酒が 口に合いはじめ 迷歩
熱燗に 喜怒哀楽を そっと入れ どんぐりっ子
忘年会 酔いが覚めたら 新年会 二日酔い男
非常食 酒とつまみは 確保する 愁いなし
二千年 酒も備蓄に そっと入れ ゆうれい
妻よりも 愛した酒が 命とり 読み人知らず
酒をのみ タバコを吸っても 長生きし ター坊
カゼひきと 電話で匂う 酒の息 波平
妻の酒 亭主の給与に 反比例 阿部蒼夫
宴会に遅刻者なしの みな参加 宴会幹事
リベンジと言えぬ上司に ビールつぐ 千両主婦
大酒を飲んで 小さい事を言い よし女
酒 ビール ワイン
仲畑貴志編：万能川柳名作濃縮版 上・下 （毎日新聞社、2000）
買う 冷やす 開ける 注ぐ 飲む 全部俺 克敏
ライバルが 上司と飲んだ ある不安 登美夫
もう少し 聞いてほしくて 酒を注ぐ 和江
接待を終えて 屋台で 一人飲む 法男
定年日 キープボトルも 空にする 章
酔って寝る 上司を軽く 蹴ってみる 照男
遅刻した人 来るたびに 乾杯し 忠雄
新人の 酒ぐせ試す 花見酒 美子
王冠と いう大げさな ビンのフタ タミ代
何を飲むかより 誰と飲むかだな 真弓
酔ってきて 家を建てると 言いだした 三枝二六
ボージョレヌーボー 今年の彼は また違う 湖塵
その娘来ず 飲み会中止した リーダー 模名理座
酔ったふりしてる 彼女と酔った 彼 あぐぁし鳥
再開の酒が 二人を 危険にし 清美
顔見れば 一度飲もうが 癖の人 寿子
飲んでたら 総理大臣 替わってた あのね
居酒屋の親父 正論 飽きている 和
酒タバコ嫌いが 何で 生真面目か 静男
生ビール 五杯目 部下が肩を抱き 墨遊
高級店 注文終えて 息をつく ゆずる
タレントの 色紙はあるが まずい店 明広
グラタンに 前のお客の ふちがある 多代
二軒目は バーボンと決め 冬の月 梶等太郎 俳句2012.4 p275
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割勘
加藤翠谷：わかる 課題別 川柳教室 （葉文館出版、1998）
割勘で飲んだ 気楽な酔いごこち 添削
底なしと知らず 割勘 高くつき 貞昭
恋、愛、死など、いろいろな単語の俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。
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