食の歳時記　塩鮭　しおざけ　新巻　塩引き　魚図鑑

１２月３０日　塩鮭　しおざけ　鮭　さけ　サケ　新巻　鮭　俳句・川柳　（魚　料理　加工品）

食の歳時記三六五日（毎日新聞社、1996）

塩鮭の　塩　きびしきを　好みおり　　　　　　　水原秋桜子

塩鮭や　教師二代の　弁当箱　　　　　　　　　　坂本謙二

奥田白虎編：川柳歳時記（創元社、昭和58年）752

新巻の赤味　猫には　振る舞わず　　　　　　　　浜田儀一

新巻を提げた女を　ふり返り　　　　　　　　　　大山竹二

新巻の歯が　とがりくる　寒の入り　　　　　　　宮川蓮子

新巻の目は　北海の　恋しい目　　　　　　　　　長尾樟子

北海道・東北　ふるさと　大歳時記（角川書店、平成４年）

塩鮭や　子取ろの　唄に　晴れつづき　　　　　　菅原鬨也　　　　仙台　太白区　

荒巻の荷に　ちがひなき　長さかな　　　　　　　唐笠何蝶

荒巻の　眼に　塩ためて　売られけり　　　　　　竹中夕峰

から鮭や　焚火の中に　打烟る　　　　　　　　　玉之

乾鮭の半身　吊るして　窯神（クナドガミ）　　　木村滋子　　　　北海道

乾鮭の　父の顔して　届きけり　　　　　　　　　高橋静吧　　　　会津

乾鮭に　風のぶつかる　漁仕舞　　　　　　　　　田上悦子　　　　北海道　石狩の浜

風雪に　寒干したる　鮭とかや　　　　　　　　　伊藤柏翠　　　　北海道　池田町

鮭・さけの俳句・川柳

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