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稲 いね イネ 米 俳句・川柳  

 

稲 いね 

時実新子編:川柳の目 新子の目(神戸新聞総合出版センター、2000159 

風 吹かぬよう 稲の花 散らぬよう       大瀬志津ゑ

点点と 眠りについた 稲の株          小林善三郎

ねぎらいの言葉も 足らず 畦に立つ       大田とし子

おい 元気かと すれ違う 稲の風        本荘保雄

つい昨日 稲田の微風を 祖母の背で       島崎雅秀

お前もか 隣りの田んぼ コシヒカリ       堀口弘一

稲も子も 育てる手数 省かれて         竹葉智子

稲作の国で 良かった にぎり飯         夢野あい

稲の花 ふるさと 捨てた 君といる       真哉あかね

木簡に残る 稲の名 今も生き          野々口裕也

残暑お見舞い申し上げます 稲の花        前川咲子

稲の道 辿る 炎天 亡父の墓          高田武明

早稲 実る 気の急く人に 雨催い        松木精司

夕焼けて 稲田の老婦 燿える          木尾佳須世

稲の穂の 教訓 言って うとまれる       宮崎維二

天と地に ゆだねて 稲田 静かなり       小島久子

ねんごろに 稲見る老の 目のきつし       橋本武美

引越して 少し稲穂の 光る町          大西圭江

稲穂には 蒼い御空が よく似合う        三田千恵

稲刈りは順調 みどり児 よくねむる       川木明光

稲の香も いなごも知らぬ 三代目        柿坂昌子

稲の波 清しさ もらう 目と心         大黒たまき

梅雨 猛暑 台風 凌いで 実る稲        伊藤和男

風向きに 翻弄されて 稲 熟れる        生越昭雄

稲作り 泣きたいような 政府案         藤本陽子

長逗留 稲の成長 気にかけて          柏原洋子

ブランドの服着て 案山子 稲守る        土井レイ子

ふる里に 御無沙汰ばかり 稲の花        荒木タミ代

 

 

 

風吹けば 巻き毛となりて 香る稲        佐々木真美

稲の苗 吹いた わたしの 広い空        泥 笙子

今の子は知らない 月夜の 稲運び        上垣キヨミ

稲刈りを終ると 跡に残る 秋          箱木紅法師

田の草取り たおれた母を思い出す        谷邑きみえ

稲の香にむせび 播磨路 一人旅         井澤信子

爆音を縫って 稲田を耕した日          三宅千鶴

減反の恨みを晴らし 畝 一俵          山本清司

見渡す限り 稲田で 育ち 嫁に行き       後藤光栄

逆縁の子の声 聞けず 青田風          安田一葉

稲の穂が 僕に頭を下げてくれ          新家正幸

稲作も忘れたように 家が建ち          円増喜義

台風の被害続出 稲を抱く            吉室 奨

稲刈りの時期に お産で すいません       高瀬 恵

収穫を 心待ちする 稲雀            酒井啓三

稲の花 咲いて ぼつぼつ 夏が行く       有岡敏晴

風に押されて おじぎばかりする 稲穂      坪井篤子

稲 熟すまでに 結ばれるでしょうか       平野ふさ子

後継者不足に悩む 里の稲            波多野艶子

この国と わが家 信じて 稲植える       山本としや

稲だより 風の便りも 聞かぬまま        渡辺次夫

半世紀 守り続けた この稲田          本間晴美

おどおどと 風をこわがる 稲の花        西海育子

稲の葉 鋭さに似た 言葉じり          前田邦子

五番草も取った 稲田を 振り返る        林 博光

夜八時 アチャコのドラマ 聴いた鎌       廣田貞子

稲刈って 分校の道 広がりぬ          璒美川欽二

稲穂にも負けぬ 選挙の 頭下げ         藤井良志樹

 

稲田みち 男同士の 立ち話           本間晴美

他の神に 娘の幸も 祈る 母          平井美智子

バスおりて 稲穂の波を うれしがり       小林ユキ

手を広げ 稲田を渡る 風を抱く         寺嶋あい子

稲を植え 亀を拾うて 戻りけり         宮津善成

雀さん お裾分けです 豊作で          あかし耕子

迷いあり 稲田の続く 故郷へ          大西俊和

秋祭り 稲の始末も 後廻し           大東美樹男

転職の心 決らぬ 稲の出来           池田 銀兵

稲の匂いがする 亡父でした 画家でした     森崎大青

日盛りに 米になろうと 稲の花         稲畑介廣

世紀末 ひっそり 稲の穂が揺れる        島村美津子

マニキュアなど 何処の世界ぞ 稲の秋      大橋克己

稲実る 私実って 還暦に            橋本節子

おおかたは 稲の出来栄え話す 酒        片山和子

早稲 中稲 うちの娘 晩稲かも知れぬ      円増喜義

あの稲が 白いお米になるんだよ         長谷川良

風を呼ぶ 二百十日の 稲の花          若宮芳男

稲穂波 浄土の如く 光り居り          山里真紀子

パラソルをさし コンバイン 稲を刈る      川崎 栄

減反をしてから 父の医者通い          笹山 昇

いづこへは 風の行く道 稲の波         原けい子

揺れている 稲穂に 父祖の血が通う       鎮西市郎

子育ての如く 稲穂へ 愛 注ぐ         上垣キヨミ

君の名は ニシキか 小町 稲に訊く       服部万寿子

稲の出来よくて 晩酌 すすむ 父        内橋実三郎

声掛けて 目を 手を掛けて 稲作り       柏原洋子

戦中派 やはり 落ち穂を拾います        長谷川幸子

稲の花 密と貫き通すこと            大西久美

 

やや活気なくした 稲を刈り進む         生越昭雄

かんざしになる 稲でした 初めから       三田知子

稲作り 農は 殺さず 生かさずに        宇高艶子

銘柄も知ってるらしく 稲雀           小畑保子

新しいドレスが欲しい 稲の風          森沢津多子

ハイキング 棚田の稲を愛でながら        畑中敏男

稲の花 やがてやがての 身を焦がす       野沢淑子

減反の田に ひまわりが咲いている        河津妙子

私より 実ってくれた 子の稲穂         斉藤幸乃

豊作の 稲田の中の 墓参かな          植田嘉男

稲の香が好きで 農家に嫁ぎけり         堀江さとゑ

稲刈りをしたことなくて 飯残す         八木艶子

じっくりと育てた 母の 早稲 晩稲       大海幸夫

米余り おかまいなしに 稲育つ         近藤弘美

稲の穂を添えた おかきが 老母から       小畑よし子

稲の海 ざんざん分けて 逢いに行く       黒川佳津子

月の下 稲も静かに 穂を垂れる         中塩美智子

勝つまでと 学生帽で 刈った稲         東山政司

稲の穂が見たくて 今日は 里がえり       木下きみ子

そよそよと 行ったり来たり 青田風       山里真紀子

新盆は 稲田の風に のせられて         木村興子

稲刈って やっと 農夫に安堵の日        渡辺福子

暑中見舞 稲の緑を 書き添える         吉村和子

ボランティア 稲刈りもある 過疎の村      東野 裕

稲刈りの 母の手捌き 鎌光る          洞井加代子

稲刈りをしていた頃の 足袋がある        片岡節夫

細りゆく 播磨平野に 泣く 稲田        松本米次

早々と 稲刈り 祭準備かな           小堀好記

預けても 矢張り 気になる 稲の出来      豊岡サツキ

 

上海市外に 刈る人のなき 稲を見て長息(ナゲキ)しといふ 兵は 農夫か 半田良平

 

新米 米 こめ 俳句・川柳

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稲 いね 米 こめ 俳句・川柳

稲 いね イネ 米 俳句・川柳(新子)

 

栄養周期栽培米

 

果物や野菜、花などは、俳句・川柳に数多く詠まれている。Googleサイト内検索してみよう。

http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/

 

 

 

野菜、果物、キノコについて、Googleサイト内検索をしてみましょう。

http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/

http://www.geocities.jp/amiyacon/

http://amiyacon.web.fc2.com/

 

 

 

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