全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索
かに 蟹 カニ ズワイガニ 毛ガニ 花咲蟹 渡り蟹 俳句・川柳 その１ 魚 図鑑
高校まで宇都宮にいたが、日光街道を、今市方面に少し行くと、徳次郎（とくじら）と言う所がある。この付近の山に入ると、瑪瑙（めのう）や玉髄（ぎょくずい）か採れた。ここにある沢には、沢蟹が結構いた。
青森堅 八戸の鮫の浜にも、小さい蟹がたくさんいた。集団で暮らしているのかな？
復本：俳句の魚菜図鑑（柏書房、2006)
ずわい蟹 ずわいがに 越前蟹 こうばく蟹 松葉蟹<（蟹 かに カニ）> せいこ蟹（クモガニ科）
|
|
|
|
|
|
|
紅波甲（こうばこ）や 凪ぎしみやこも 北の海 室生犀星
刃を入るる 越前蟹の 寒さかな 永井東門居
ずわい蟹 能登朝市の 雨 急なり 皆川盤水
ずわい蟹 いま燦燦（さんさん）と 切られをり 飴山実
日本海の 寒さの沁みし 蟹甘し 宮津昭彦
せこ蟹の 褌 盛り上がりて 開く 茨木和生
水原秋櫻子・加藤楸邨・山本健吉：日本大歳時記（講談社、1996）1453
ずわい蟹 茹でる灯靄の 人だかり 坂本其水
能登訛り ほのと こうばく蟹を売る 宮崎鸞如
松葉蟹 糶るや トロ箱 踏み移り 藤原未知子
越前の 雪の匂ひの 夫婦蟹 猿山木魂
越前がに 裂くや 故郷に 縁うすく 西浦不求
鱈場蟹 たらばがに タラバガニ 多羅波蟹 蟹工船
水原秋櫻子・加藤楸邨・山本健吉：日本大歳時記（講談社、1996）１４５３
|
|
|
|
|
|
|
|
雪濡れし眼もて 届きぬ たらば蟹 桂樟蹊子
花咲蟹 はなさきがに ハナサキガニ
水原秋櫻子・加藤楸邨・山本健吉：日本大歳時記（講談社、1996）1053
タラバガニの仲間。
鉤打ちて 花咲蟹と 女 云ふ 井桁蒼水
蟹 かに カニ 山蟹 沢蟹 川蟹 渡り蟹 わたりがに 毛蟹 毛ガニ
|
|
|
|
|
|
ケガニ |
|
|
北海道・東北 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
藻の花の うづまく中や つくも蟹 不撤
陸前の とある岩間の みなし蟹 佐藤鬼房 宮城県 大和町 宮床
蟹の肉 草のごと 食ふ 北の果 星野紗一 稚内
街 何処も 夕日に まみれ 蟹 売れり 土橋慶民 根室
縛られて 売らるる 蟹や 北の駅 山下節子
夜の肘 さびしく つかひ 蟹を食ふ 吉田敏夫
沢蟹の やわ腰 育てに 日が昇る 磯貝碧蹄館 酸ヶ湯温泉
磯桶に あそばせて売る 渡り蟹 山田春生 松島
つづく旅 毛蟹 せせりて 何か終ゆ 井口荘子 根室
食われた 毛蟹のごとき 散乱 不漁の群 金子兜太 北海道
キリストの 鬚 生やしたる 毛蟹 売り 寺田京子
青東風に 屋台 組みおり 毛蟹売 高橋秋 北海道 日高
関東 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
青わさび 蟹が 爪木の 斧の音 杉風
蟹 二つ食うて 茅舎を 哭（コク）しけり 松本たかし 大森
いくたびも 蟹 岩を落ち 身をかくす 加藤知世子 犬吠埼
蟹と共に 海の入日へ 向きて歩む 金子兜太 千葉 白浜
蟹 うかと 網に捕はれ 喰はれけり 上村占魚 犬吠埼
とらわれの 蟹 炎天を掻きむしり 小宅容義 茨城 川尻浜
北条の くらきへ走る 谷戸の 蟹 青木泰夫
月光の巌と知らずに 蟹 ひそむ 辻田克巳 真鶴
島に まだ知らぬ道あり 蟹 歩く 池田ゆみ
石段を少し濡らして 蟹 歩く 加藤治美 江の島
蟹 かくる 半身 岩になり切りて 高橋良子 浜離宮
山蟹の 蟹が 彩なす 売られいて 相葉有流 前橋
沢蟹の 爪立ち歩む 抱卵期 田中義一
甲信・東海 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
足高に涼しき 蟹の あゆみかな 木因
蟹穴も 蟹の鋏も 夜明けをり 浦野芳南 浜名湖
曲る江は 昔のままに 蟹を見ず 鷹羽狩行 愛知県 蟹江町
蟹くくる 暗い湖から 縄を抽（ヌ）き 森田緑郎 野尻湖
蟹が はたらく振りする 午後の朽ち桟橋 内山草子 浜名湖
蟹一つ よぎる速さの 渓の路 久保みどり 愛知県 付知峡
山の子は 沢蟹相手 日曜日 増元すみえ 焼津
川蟹の細き足にて 逃げまどふ 外山みさ女 愛知県 付知峡
北陸・京滋 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
つくね藻に 泥 ぬぐふ 蟹の眼（マナコ）かな 旦水 佐渡
星の夜や せせりて残す 蟹の脚 小室善弘 福井県 三国町
流人悲話 夜の渚の 子持 蟹 宮坂静生 輪島市 曽々木
舟倉に 蟹は 朱の爪より 入る 佐川広治 佐渡
月夜 蟹 すする 無頼の女かな 大畑真喜 富山
蟹 ゆでて 近江町市場 うごきだす 喜成緑水 金沢
蟹の目や 粉糠（コヌカ）の中に蠢（ウゴ）めける 田中楠木 輪島市朝市
沢蟹 捕る 伽藍 そびゆる 町の裏 平本微笑子 東本願寺 金沢別院
砂金祭 すくひし砂に 川の蟹 大串美佐子 佐渡
中国・四国 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
生き死にを 清水のふちに 蟹 赤し 川崎展宏
代る代る 蟹 来て 何か言ひては去る 富安風生 松山市 風生庵
回廊の内外の潮に 蟹 あそぶ 井沢正江 厳島神社
井戸端に 赤き 蟹 ゐて 家郷なり 鎌田健一 山口県 屋代島
蟹 歩みゐて 忘れ潮 きらめける 野村慧二 広島県 宮島町
山蟹の甲 みずみずし 殉教碑 河井末子 島根県 津和野町
渓川へ 注ぐ小流れ 沢蟹 這ふ 八木絵馬 愛知県 久万町 古岩屋
沢蟹採りに ざわざわ 昼の星が降る 村田清 高知
川蟹や 雨後の屋島へ 橋 ひとつ 杉山恵子 高松市 屋島
磯蟹のめざとさ われの何 映る 花谷和子 福山市
引き潮に 小蟹の遊ぶ 神の庭 宇田川文子 厳島神社
平家蟹 減り 荒魂の 和（ナ）ぎし海 丸山海道 壇ノ浦
ふるさとの 祖母の味とも わたり蟹 篠崎拓郎 広島県 音戸
九州・沖縄 ふるさと 大歳時記（角川書店、平成４年）
玄界灘 浜に 蟹 出し 穴 あたま 村上冬蕪 志賀島
帰郷せり かさこそ隠る 蟹がゐて 橋本美代子 小倉 櫓山荘
蟹 止る たまり水より 走り出て 小宅容義 福江島
ひとつづつ 光 かかへて 干潟 蟹 阿部いく子 福岡県 苅田町
外海へ 鋏 かざして 蟹 移る 大北たきを 福岡市 海の中道
人馴れし 椰子蟹 夜の戸を叩く 堀江都紫 竹富島
山蟹の鋏へ 木の葉 ひらひらと 脇本澄子 鹿児島県 横川町
山蛾引く 沢蟹の脚 ひとつ欠け 柳原広子 脊振山
青笹を敷き 川蟹を ゆでて盛る 伊藤柏翠 唐津
朝市（マチ）の 河蟹（ガザミ） 亀甲縛りなり 沢木欣一 那覇
あだし野や 錦に眠る 平家蟹 浅生
読売俳壇2007
冬の蟹 小さき眼に 涙して 那須ひろし
大鍋に 蟹 ゆで上る 時雨かな 鈴木真砂女 かに・カニ
山藤・尾藤・第一生命：平成サラリーマン川柳傑作選 八つ当り （講談社、1998）
かに カニ 蟹（魚介類）
生足を カニのむき身と 父が聞く 素肌美人
赤手蟹 歌舞伎役者の眼して 桝谷栄子 俳句2011.12 p260
さかな・魚・かい・貝 魚介類 海草の俳句・川柳 目次
カニの俳句・川柳を、Google サイト内検索してみましょう。
http://haikusenryu.yomibitoshirazu.com/
|
|
カニについて、Googleサイト内検索をしてみましょう。
http://www1.ocn.ne.jp/~amiyacon/
|
|
全目次 販売 最新情報 ヤーコン そば・うどん メシマコブ ハナビラタケ 他のキノコ 健康 野菜 果物 栽培・農法 俳句・川柳 検索