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いぬ・犬は季語としてないのだろうか?犬そのものの俳句は存在しないようだ。
ただ、“いぬ”がつく動植物はいくつかある。それらを紹介する。川柳としては犬のつくものがあるのでそれらについても紹介しよう。
出典:雑誌 “俳句” (角川学芸出版)
以下は、雑誌“俳句”(角川学芸出版)2011.7−12から引用した。
ダックスフント抱へ 花火へ疾走す 藤崎幸恵
水温む 平らになりし 犬の墓 宮川礼子 2011.7 p281
バス停のベンチの下の 犬ふぐり 山口慶坊 2011.7 p289
春寒の 瓦礫を駆けよ 子犬たち 藤井治 2011.7 p299
白息の盲導犬に 脇見なし 宮城百合子 2011.8 p224
猫好きと 犬好きと 蟇好き 杉田菜穂 2011.9 p158
朝寒の 撫づれば 犬の咽喉ぼとけ 中村草田男 2011.10 p177
犬の耳めくれ走りや 芒原 長谷川照子 2011.10 p186
耳垂るる ダックスフント 花菖蒲 豊田一空 2011.10 p261
寒白きもの 大犬の牙の星 山口誓子 2011.11 p51
寒昴 猟夫 その犬といふ順序に 山口誓子 2011.11 p52 寒昴=かんすばる
寒雨降りゐしに オリオン座 大犬座 山口誓子 2011.11 p52
犬の紐 解いてありたる 焚火かな 藤井あかり 2012.1 p170
白粉花や 来るな来るなと 犬が吠ゆ 檜山哲彦 2012.1 p204
犬の耳ほどに 標識折れ 暮春 高橋祥子 2012.1 p233
白粉花や 来るな来るなと 犬が吠ゆ 黒澤あき緒 2011.11 p117 白粉花=おしろいばな
眠る犬 起こさずに降る 蕗の雨 織田高暢 2011.11 p135
斑雪 野をへだてて 犬の吠えあへり 藤井あかり 2011.11 p141
犬の見る夜の凌霄花を われは知らず 藤田哲史 2011.11 p142 凌霄花=のうぜんか=のうぜんかずら
フリスビー追ふに倦む犬 草の花 榮猿丸 2011.11 p197 倦む=うむ
犬が顔舐めて 帰省の子となりぬ 白数宏子 2011.11 p283
犬の舌 二枚に見ゆる 油照り 長岡帰山 2011.11 p287
夜の秋 短くなりし 犬の舌 永野美千代 2011.11 p286
夕立や 犬より先に駈け出して 新條美和 2011.11 p291
流さるる犬小屋に犬 秋出水 ゆき菜 2011.11 p296
枯芝や ねそべる人のそばに 犬 山西雅子 2011.12 p123
やまいぬの目には漠たる 無人の曠野 宇井十間 2011.12 p174
助手席に 犬乗せて来る 草刈女 本間ミツエ 2011.12 p261
早起きの犬連れてをり 朝曇り 岡田春人 2011.12 p261
海猫回想記 わが家の猫 1世
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